原美術館で「蜷川実花:Self-image」開催(〜5/10まで)

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御殿山エリアにある原美術館では、写真家・蜷川実花さんの個展「Self-image」が開催中です。

作品にみられる、特徴的な鮮やかな色彩は「蜷川カラー」と呼ばれています。
スマートフォンで撮影した写真で蜷川実花氏の世界を気軽に表現できる無料カメラアプリ「cameran」が世界中で700万ダウンロードされるほどの人気。
最近では写真だけでなく映画やミュージックビデオの監督としても活躍されています。

今回の個展は蜷川実花氏・自身が「生身に近い、何も武装していない」と語る特別な写真群(Self-image)を、未発表作品中心に約150点を展示。
というわけで、実際に足を運んでみました。

注目すべきは「蜷川カラー」を封印したモノクロのセルフポートレート。
まさに「生身に近い、何も武装していない」彼女の姿が見て取れます。

そして、2010年のある春の日に3時間程度ですべて撮影されたという目黒川の桜の写真。
「移ろう一瞬の輝きを焼き付ける、という写真の基本姿勢で撮影された作品(公式パンフレットより)」という言葉のとおり、一瞬が凝縮された写真は圧倒されてしまうほど。

今回の展示フライヤーDM

今回の展示フライヤーDM

その他にも、戦前に実業家の邸宅として建てられたという原美術館の建物そのものの魅力を活かした展示も。
明るい陽の光が降り注ぐ階段の窓にも、新作の作品が展示されています。他のギャラリーでは見られない新たな魅力を発していました。

展示の後はカフェでのんびりランチやティータイムがおすすめ。
中庭を眺めながらのんびりできる、開放的なカフェです。

ランチは1080円〜

ランチは1,080円〜

会期は5月10日(日)まで。
原美術館のある御殿山エリアは昔から桜の名所でもあります。
大崎駅東口から歩いて約15分ほど。これから春の季節、ちょっと足を伸ばしてお散歩に出かけてみませんか?

大崎から15分ほど。お散歩コースにぴったりです。

大崎から15分ほど。お散歩コースにぴったりですよ。

▼「蜷川実花:Self-image」
・会期:2015年1月24日(土)〜5月10日(日)
・会場:原美術館
・住所:東京都品川区北品川 4-7-25(Google MAP)
・Tel:03-3445-0651(代表)

・開館時間:11:00 am ‐ 5:00 pm
(水曜は8:00 pmまで/入館は閉館時刻の30分前まで)
・休館日:月曜日(祝日にあたる5月4日は開館)、5月7日
・入館料:一般1,100円、大高生700円、小中生500円/原美術館メンバーは無料、学期中の土曜日は小中高生の入館無料/20名以上の団体は1人100円引
※カフェのみの入館の場合にも要入館料

▼参考リンク
蜷川実花公式サイト
「Self-image」プレスリリース

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