【品川区の年中行事】貴船神社例大祭2018(終了)
今日から大崎に祭りの賑わいが響きます。
本日から3日間、貴船神社例大祭が執り行われ、神輿が町内を練り歩きます。
貴船神社は大崎駅と戸越銀座の間ほどにある古社。
飛鳥時代の和銅2年創建と伝えられ荏原神社の元宮といわれています。
古来より水神として崇められてきました。
その為か梅雨入りのせいか、よく雨に降られますが、今年は晴天ですね!
写真は昨年の様子です。
社の向こうに大崎のタワーマンション群が見えます。
都会のイメージをもつ大崎もすこし路地裏に入ると下町のような風情がたっぷり。
参道には所狭しと屋台が立ち並びます。
最近は屋台も洋風でおしゃれなお店が増えてきて、スタンダードなイカ焼きや射的、カタヌキなどの屋台があるお祭りも少なくなりました。
ここにくると昔懐かしい雰囲気も味わえます。
二日目の御神幸祭(神輿の巡幸)。
いつもは静かな三ツ木商店街もこの通り、人であふれかえります。
地元・貴船の法被だけではなく神輿担ぎには周辺の町からも参加します。
大崎三五町会、豊町、戸越のみなさん。品川の男衆は粋でいなせ!
あちらこちら、前後左右に揺らす城南担ぎ。
そして大拍子という太鼓とお囃子、これがしながわの祭り!
三ツ木の会館前で一休み。
町会のみなさんがスイカやコロッケ、のみものを振舞います。
夕刻になり、御社へ戻ります。この急坂はキツそうですね。
小さな境内はこの通り。
最後に「させーーー!」の掛け声で神輿を上に持ち上げます。
本道前や休憩所前でみることができますが、神輿を「差し上げる」という意味があるそうです。
法被には「睦」という漢字が書かれています。「○○睦会」など目にしますね。
これは「むつみ」と読み、「仲睦まじく」親しく交わるという意味を表します。
祭などの神事では氏子が互いに親睦を深める機会であることからきているそうです。
神輿の時期になるとたくさんの方が集まってきて、まさに「睦」だな、と感じます。
この日は品川区の他の地区でも品川神社 例大祭や荏原神社・天王祭などの品川を代表する祭が催され、住民は祭り一色になります。
夏の訪れをつげるこの3つのお祭り、是非参加してみてくださいね。
▼貴船神社例大祭
・開催日程:2018年6月8日~6月10日
・開催:貴船神社(品川区西品川3-16-31)
・アクセス:大崎駅西口(南改札)より徒歩8分
8日(金):宵宮・カラオケ大会
9日(土):例大祭・御神幸祭・奉納演芸
10日(日):御神幸祭・子供神輿連合会渡御